設備工事会社のM&A・譲渡ご相談事例
譲渡ご相談者の空調設備工事会社の会社概要
業種 | 空調設備工事会社 |
所在地 | 千葉県 |
業績 | 年商3億円程度 |
会社譲渡の方法 | 株式譲渡 |
譲渡希望金額 | 7,000万円 |
譲渡理由 | 後継者不在 |
空調設備工事の譲渡ご相談内容
最初のお問い合わせは当社ホームページよりお問い合わせをいただきこちらからお電話をさせていただきました。お問い合わせを頂きましたのは社長の娘様で別のお仕事をされている方でした。お父様が社長で引退を考えており自分に後を継いでくれないかと頼まれたことが M & A による売却を考えるきっかけになったそうです。
娘様は全く畑違いの会社を経営しており、社長であるお父様は業種は違っても同じように会社を経営するという点では共通点もあるので、会社を引き継いでほしいとお考えとのことでしたが、ご本人は空調設備工事については全く知識もなく、自分は後継者としてふさわしくないとお考えとのことで、具体的な譲渡先を示して父親に自分が後継者にならなくても良いように説得をしたいとお考えでした。
取引先は大手の鉄鋼会社であり安定した注文を受けている会社でした。仮に廃業するとなれば従業員や取引先に迷惑がかかると社長は考え娘様に会社を継いでほしいと考えていました。
弊社M&Aコンサルタントの所見や支援内容
今回のご希望は、具体的な相手を先に見つけて社長に提案をすると言う、通常とは異なった依頼の内容でした。そのご要望にお答えすべく可能な限り資料をお預かりし事情をお伝えした上で、譲受け候補先企業に対してご検討をしていただくという形になりました。
結果的に有力先二者に絞り込んだ段階で娘様からお父様に事情を説明していただき事なきを得ました。
今回のM&A相談ポイント・成功ポイント
●家庭の事情や個人的な事情がある場合でも遠慮なくご相談ください。
社長様は自分ではまだまだ健康だからこれから先も働いていけるとお考えの方も多いかと思いますが、突然体調を崩されたりすることで経営に影響が出る場合もございます。
後継者に対する準備をされていない場合は、 M&Aにより第三者に売却すると言うことが最も安全に安心して取引先や従業員そしてご自身の家族に対してスムーズに引退することができます。