運送会社のM&A・譲渡ご相談事例
譲渡ご相談者の運送会社の会社概要
業種 | 運送会社 |
所在地 | 東京都 |
業績 | 年商2億円程度 |
会社譲渡の方法 | 株式譲渡 |
譲渡希望金額 | 4,500万円 |
譲渡理由 | 後継者不在 |
運送会社の譲渡ご相談内容
最初の譲渡のご相談はお電話を頂いたところからでした。業歴は30年の運送会社。 年齢は60歳を超えあと10年程度はこのまま経営をすることは可能ではあるものの良い譲渡先があれば 売却したいとお考えの社長でした。
マイナンバー制度の導入などにより、これまでとは違い利益が圧迫される要素が増えてきたこともあり、効率的な人員構成や配車がより一層求められる時代になってきたことも譲渡理由の一つとのことでした。
譲渡理由についてお聞きしたところによると、後継者が不在で、且つ、先行きが不安定な時代であることから、早期な売却の準備が重要であるとおっしゃっておりました。また従業員の将来を考えた時、会社が衰退すると従業員の将来の生活に影響を及ぼしてしまう事を強く心配をされていました。
そのような譲渡理由であることから安定して仕事が入ってくる候補先を選定して行くことにしました。
当社にご登録をいただいている全ての買収希望会社の中から運送会社の譲受希望会社約50社程度の候補先企業から更に弊社が厳選してご提案をしたのは、サードパーティーロジスティクスを展開している会社でした。
この 3 PL 事業を展開している会社は豊富に荷主を抱え、安定した仕事を同社に提供することができ同時にこのサードパーティーロジスティクスを展開している会社にとっても確実に車を確保できるという利点があるとのことでした。
弊社M&Aコンサルタントの所見や支援内容
弊社にご登録をいただいている多数の買収希望をしている企業様から、同社運送会社のニーズにあった先を厳選してご紹介することにいたしました。ご相談内容から緊急性が高いというよりは譲渡先との相乗効果を重視しているという社長様のお考えを鑑み、最も相乗効果が認められそうなお相手を紹介することにいたしました。
今回の M & A 相談ポイント・成功ポイント
●同業者ではなく隣接事業を行っている会社との相乗効果を重視
当社にご登録をいただいている譲り受け希望会社の家運送会社や走行会社の買収ニーズは非常に高く豊富な実績もございます。
ただし運送会社の場合は事業展開をしている営業エリアが重要視されますのでできるだけ営業エリアが離れていない会社をご紹介いたしました。