訪問介護のM&A・譲渡ご相談事例

訪問介護の譲渡ご相談事例

 

譲渡ご相談者の訪問介護、福祉用具貸与、福祉用具販売の会社概要

業種 訪問介護、福祉用具レンタル、福祉用具販売
所在地 東京都
業績 年商1.5億円程度
会社譲渡の方法 事業譲渡
譲渡希望金額 4,500万円
譲渡理由 後継者不在

訪問介護の譲渡ご相談内容

こちらの会社は、同社社長の息子さんのご紹介により、お母さまが経営する訪問介護事業及び福祉用具レンタル事業の譲渡をご希望されてるとのことで事業譲渡についてご相談をいただきました。

以前、ご子息様の経営している会社も、別のエリアで訪問介護居宅介護事業所を経営されており、その会社の事業譲渡のご支援をさせていただいたご縁からご紹介をいただいたという経緯です。

同社社長は年齢はまだ60歳を過ぎたばかりの年齢でしたが、数年前より癌を患い、治療を行いながら会社の経営をされていました。

そのような病気であったことからどうしても経営に集中できない期間が続いており会社の業績も微減傾向にありました。また病気になられたことから、これまでの人生を見直し人生観も変わったとおっしゃっていました。

この会社は介護保険法が施行されまもなく設立された業歴の長い会社であり、訪問介護事業を展開している営業エリアも豊かな市場に恵まれ、長いこと安定した経営をされていました。

取得指定は、訪問介護、居宅介護、予防訪問介護、福祉用具貸与、予防福祉用具貸与、福祉用具販売などです。障碍者重度訪問、居宅支援、同行支援を行っており、豊富な利用者数を維持している会社です。

保有資格者が豊富な従業員厚生であり、経験豊富なスタッフを抱えている会社です。

ご相談を頂いてから事業所の近くにあるカフェで詳しくお話をお聞きし、M & A による事業譲渡のサポートをさせていただくことになりました。

弊社M&Aコンサルタントの所見や支援内容

同社の社長の譲渡理由は、ご病気であることからできるだけ早くお相手をご紹介し成約させることが弊社のミッションでした。

しかも弊社には訪問介護事業を譲り受けたいという登録企業様の数は50社を超え、良縁をご紹介することは間違いないものと考えておりました。

そして有力な譲渡先企業3社と弊社が譲渡の条件を調整いたしましたところ、様々な理由から運悪く中々成約に結びつかないまま約半年が経過してしまいました。

本来、訪問介護で営業エリアも申し分なく、財務内容も良好で申し分のない会社様でいらっしゃいましたが、不運が重なり本来であれば3ヶ月程度であれば成約までたどり着けると当初考えておりましたが、その通りには行きませんでした。

結果として、弊社が譲渡のサポートをさせていただくとことになってから6ヶ月後程度経過した頃、弊社の登録企業の中で同様に訪問介護をやっていらっしゃる企業様がこちらの営業エリアのすぐ隣の営業エリアを顧客基盤としている企業様をご紹介をすることができ、その後は一気に話が進み無事成約させることができました。

当初考えていたより時間はかかりましたが、結果的には一番良いお相手に譲渡することができて安心いたしました。従業員様も誰一人退職をすることなく新会社で頑張っておられるとお話をお聞きし安堵いたしました。

今回の M & A 相談ポイント・成功ポイント

訪問介護事業は通常であれば3ヶ月程度で契約できます。

こちらの会社は結果的に6ヶ月後にお相手をご紹介し、トータル8ヶ月程度かかりましたが、通常であれば1ヶ月から2ヶ月程度でお相手をご紹介し指定許認可の関係も含めますと3ヶ月程度来週は4ヶ月程度で契約できるというのが通常です。

当社は北海道から九州沖縄まで営業エリアとしておりますのでお気軽にお問い合わせください。


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