システム開発・システムエンジニアリング会社のM&A・譲渡ご相談事例
幅広くトップ面談を行うことで譲渡成功に近づく
譲渡ご相談者のシステム開発会社の会社概要
業種 | システム開発・システムエンジニアリング会社 |
所在地 | 東京都 |
業績 | 年商3億5,000万円程度 |
会社譲渡の方法 | 株式譲渡 |
譲渡希望金額 | 1億2,000万円 |
譲渡理由 | 後継者不在 |
システム開発会社の譲渡ご相談内容
最初の相談は社長から直接弊社に電話があり、会社の譲渡についての相談を受けました。詳しくお話を聞いてみると同社は東京下町に事務所を構え、新日鉄ソリューションズをはじめ大手の取引先を多く抱えるシステムエンジニアリング会社でした。
後継者不在により譲渡を考えとのことで年齢は79歳になっておられました。業務内容はソフトウェアの開発システムエンジニアリングです。
顧客は金融系の会社が中心で保険会社や銀行や証券会社などのシステムを主に開発しております。基本的に仕事は元請けから直接仕事をもらうような形でいわゆるに2次受けとして業務を行っておられました。
システムエンジニアの人数は最盛期で約150人、年商は10億円程度でしたが、リーマンショックなどにより売り上げが徐々に激減し、社長の年齢もあり、なかなか回復できず最盛期の5割以下に落ち込んでいるとのことでした。
現在は従業員を60人ほどに絞り込み営業は縮小ながらもしっかりと行なっているとのことでした。社長は79歳と引退の時期を迎えており、数ヶ月後に事業承継を行った後引き継ぎを兼ねて約1年ほど手伝いたいという希望がありました。
弊社M&Aコンサルタントの所見や支援内容
現在の年商は約3億5,000万円です。譲渡希望金額は1億2,000万円でした。銀行からの借入金はおよそ6,000万円、従業員を大切に引き継いでくれる会社に譲渡を希望したいとのことでした。当社にはシステム開発の買収希望会社が既に当社にご登録をいただいている企業が多数あり、その候補先から売り手社長の希望を交えながら譲渡先を選定しました。1つには同業種のシステム開発会社、また人材派遣会社、そして多角経営をしているオーナー経営者、また中国企業インド企業などの希望者も合わせて候補先企業としアプローチを開始しました。
今回の M & A 相談ポイント・成功ポイント
●明確な買い手のイメージを持つも、幅広くトップ面談を行った事。具体的な買い手のイメージを事前にお持ちのようでしたが、実際には弊社が紹介する相手様全てとトップ面談をしていただくことになりました。このように明確に具体的な買い手イメージにとらわれず、幅広くトップ面談を行うことにより譲渡成功に近づいていくと思います。
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