翻訳会社の売却成功事例/理由:ノンコア事業の売却/株式譲渡
翻訳会社の売却成功事例/理由:ノンコア事業の売却/株式譲渡
売却企業 | 買収企業 | |
事業内容 | 翻訳会社 |
求人広告 |
売上高 | 年商1億円 |
非公表 |
エリア | 東京 | 大阪 |
M&Aの理由 | ノンコア事業の売却 |
新規参入 |
M&A手法 | 株式譲渡 |
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詳細 | 業歴30年の翻訳会社は、先代の社長が30年前に創業した会社です。 顧客は大手の IT 会社1社との直接取引で30年間、というユニークな会社です。 6年前に創業者である先代の社長が他界した後、創業者の社長夫人が3年経営し、その後に息子さんである現在の社長が3年経営してまいりました。 息子さんはまだ20代の若手社長で、本業はスポーツ関係のお仕事をされています。 ご本人としてはスポーツ関係の仕事をやっていきたいと考えていましたが、お母様が会社経営を引き継いで3年が経過し、傍でそれを見ていましたが、それまで専業主婦であったお母様が会社経営などできるわけもなく見ていられなくなり、やむを得ず会社を引き継ぐことにしました。 会社を引き継ぐ段階では落ち込んでしまった業績を立て直し、その後、第三者に譲り渡すことを最初から念頭に置き事業を引き継ぎました。 その3年間の間に先代の社長の時代に出していた利益水準まで社内をリストラし回復させ、当社にご相談にいらっしゃいました。 従業員は2人いますが全て在宅勤務という形にし、翻訳者は全て外注という形式を取ることにより、コストの大幅削減に成功していました。 翻訳会社の譲り受けニーズは現在は高いため、譲渡先を見つけるのに難しくはないという当社の判断から、譲渡までの期間は3ヶ月程度見ていただければ大丈夫ですとお伝えしました。 当初の見込み通り、譲渡のサポートを開始してから1〜2ヶ月程で候補先が現れましたが、 不運なことに、売り手の唯一の顧客である大手の IT 会社からの注文が譲渡交渉をしているタイミングで減少してしまったため、一時的に赤字に転落してしまい、当初譲渡交渉をしていた先との交渉は破談となってしまいました。 結果的には、その後新たな候補先をご紹介し、 ご相談を頂いてから4ヶ月ほどで契約に至りましたが、譲渡交渉中の業績悪化は、交渉破談に繋がってしまうことを改めて感じました。 会社の売却を決意し、その売却を進めている時に経営から気持ちが離れてしまい、業績を悪化させてしまうケースがたまに見られますが、このようなことは非常に危険ですので、十分にご留意されることをお奨めいたします。 むしろ譲渡交渉中の業績のプラスは M & A 交渉の上で大きなメリットになりますので、成約するまでどうかお気持ちを切らさぬよう、経営を続けていかれることを強くお奨めいたします。 |
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