玩具販売大手のトイザラスがアジア事業を売却へ
玩具販売大手のトイザラスがアジア事業を売却へ
2018.4.15
アメリカのおもちゃ量販店最大手のトイザラスがアジア事業を売却することが明らかになった。
事業売却を検討しているアジア事業には日本の事業も含まれる。現在、トイザラスは経営が立ち行かず、米国内での事業を取りやめ清算中であるが、アジア等の地域の事業に関しては事業譲渡を模索していた。
売却金額はおよそ10億ドル以上とも言われており、既に何社か譲受希望の手を挙げている。
玩具販売のトイザラスはアメリカにおいてアマゾンやウォルマートに売り負けしてしまい、全米で閉店セールを実施中であるが、アジア、ヨーロッパ等の事業については譲渡を模索していた。
コメント
アメリカのトイザラスは清算を余儀なくされ、閉店セールを展開しています。特にクリスマスの時期には子供の姿であふれかえっていたであろう、子供の夢と憧れの大手おもちゃ屋が幕を閉じるのは時代の流れを大きく感じます。一方で、日本のトイザラスにおいては、譲受先が決まる気配です。
時代としてインターネットに押されつつも、M&Aを活用することで、実店舗で親子が楽しみながらおもちゃを選ぶ風景が続くのは嬉しいことです。