インドネシアの自販機製造・販売会社PTMSが富士電機に全株式譲渡
インドネシアの自販機製造・販売会社PTMSが富士電機に全株式譲渡
2017.9.12
クボタ社とクボタベンディングサービス(KVS)のインドネシアの自販機製造・販売会社P.T.METEC SEMARANG(PTMS)は、全株式を富士電機(東京都品川区)に譲渡した。
今回、富士電機は東南アジア市場での自販機事業の拡大に向け、インドネシアへの進出を決めた。これまでもタイ、シンガポールの同社子会社による営業活動を展開している。2014年7月にはタイの生産子会社で飲料・物販自販機の組み立て生産を開始。そして2016年6月にはタイに自販機運営会社を設立した。
また、今回、クボタ社はインドネシアの自販機事業からの撤退を決定、PTMSを手放すこととした。これを受け、PTMSを買収しインドネシアを加えた東南アジアにおける自販機事業の拡大を図る。
株式譲渡実行日は1月15日の予定。持ち株比率は富士電機が99.8%、富士電機リテイルサービス0.2%となる。
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