介護食品製造業界のM&A・会社売却
介護食品製造業を売る・・・
2017.12.04更新
「自分の介護食品製造業ではM&Aによる売却は難しいのでは?」
「実際に買い手が現れるのだろうか?」
「介護食品製造業売却の相場はどれくらいか?」
「売却の手続きはどのようにすれば良いのか?」
「会社をどのような方法で会社を売却することが最適なのか?」
「実際、売却における税金はいくらかかるのか・・・。」
いざ、自分の会社を売却するとなると、多くの疑問があるかと思います。
清算や廃業をお考えになる前に一度弊社にご相談下さい。(相談料無料)
きっとお役に立てるアドバイスができると思います。
2017年 介護食品製造業 M&A・売却動向
2017年 介護食品製造業界
介護食品製造業とは、主に高齢化によって、通常食の咀嚼や嚥下が困難となった被介護者を対象とした食べやすい食品を製造する食品製造業のことである。低栄養状態に陥りがちな高齢者の健康をサポートする食事として需要が高まっており、平成28年には農林水産省がスマイルケア食マーク制度を導入し、介護食普及を推進している。2017年 介護食品製造業界 M&A動向
人口推計によると、日本の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は4分の1を超えており、今後もさらに増加する事が推定されている。これに伴い、高齢者向けの介護食の需要はますます増加する傾向にあり、大手食品製造メーカーを中心に介護食製造への本格参入が進んでいる。M&Aによる新規参入も始まっており、製糖最大手の三井製糖は、病院・介護施設向け栄養補助食品メーカーのニュートリーをM&Aにより子会社化している。三井製糖は従来より寒天事業による触感改善などのノウハウを有しており、ニュートリーの持つ病院等の施設への販路をM&Aにより得たこととなる。また、2016年には、株式会社三和化学研究所の医療・介護食事業の一部を三井製糖参加となったニュートリーがM&Aにより譲渡を受けており、介護食市場への拡大を続けている。
2017年 介護食品製造業界の現在の課題
日本介護食品協議会では、日常の食事から介護食まで、食べやすさに配慮した食品として『ユニバーサルデザインフード』に関する規格を制定し普及を促進している。また、ユニバーサルデザインフードの認定を受けた食品は、平成23年以降、5年連続で2桁台の伸びを示している。しかしながら、『介護食品』と言う名称自体に抵抗が有るとの報告もあり、栄養補給が十分に出来、誤嚥を防ぎながらも食べる事に関するQOLを向上させるような食品の開発が望まれている。2017年 介護食品製造業業界の展望
人口推計にもある通り、高齢化人口の増加は当面の間継続し続ける。農林水産省は介護食品業界の市場規模は現時点で1100億円であるのに対して、3兆円近い潜在的需要が存在すると推計しており、今後も継続的な市場拡大が予想される。これだけ大きな潜在的な市場に対して現行メーカーのみでの対応は困難であり、M&A等による他産業からの新規市場参入も予想される。担当からのコメント
高齢化社会が加速的に進む中では、医療や介護分野の市場拡大が急速に拡大していますが、毎日の消耗品である食品は、裾野が広い為、単価は安いものの市場規模自体は非常に大きな規模となっています。推測されている約3兆円と言う数字は、既存の1100億円と言う数字から比較しても非常に大きく、インパクトを持っていると感じています。三井製糖によるM&Aはもとより、流通大手によるプライベートブランド化や市場縮小が危機的状況にある家電関連企業など、成長市場への投資に積極的な企業からのM&Aや新規投資案件は今後も増えて来るのではないでしょうか。
M&Aのメリット
譲渡企業のメリット
後継者問題を解決でき社会的信用を維持したまま安心してリタイアできる
従業員の雇用維持ができる
個人保証や担保を外すことができる
事業の将来不安の解決ができる
創業者利益が得られる
買収企業のメリット
規模のメリットを享受できる(原価低減、間接コスト低減など)
新規顧客、新たなノウハウ、優秀な人材などの獲得ができる
成長スピードの飛躍的な向上ができる
介護食品製造業の案件情報
弊社では、介護食品製造業のM&A情報を多数保有しており、リーズナブルな料金体系で小規模なM&Aから本格的なアドバイスを行っております。
非掲載の売却情報・買収情報も多数ございますので、下記「無料相談お問い合わせ先」までお問い合わせ下さい。
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