医薬品卸売業業界のM&A・会社売却
医薬品卸売業を売る・・・
2017.10.13更新
「自分の医薬品卸売業ではM&Aによる売却は難しいのでは?」
「実際に買い手が現れるのだろうか?」
「医薬品卸売業売却の相場はどれくらいか?」
「売却の手続きはどのようにすれば良いのか?」
「会社をどのような方法で会社を売却することが最適なのか?」
「実際、売却における税金はいくらかかるのか・・・。」
いざ、自分の会社を売却するとなると、多くの疑問があるかと思います。
清算や廃業をお考えになる前に一度弊社にご相談下さい。(相談料無料)
きっとお役に立てるアドバイスができると思います。
2017年 医薬品卸売業 M&A・売却動向
医薬品卸売業業界
医薬品卸売業とは、医薬品を様々な製薬会社から仕入れ、それらを適切に、そして安定的に、医療機関、薬局などへと供給することを主とする業界である。さらに、医薬品という人体に影響を与える製品を扱うため、仕入れから販売までのすべての業務において、厳しい法規制を守る義務があり、医薬品の安全を守る責任を担っている。1990年代から業界再編に伴う同業へのM&Aが加速し、300社以上あった医薬品卸売業であったが、現在では上位4社により業界シェア約90パーセントを占めている。
医薬品卸売業全体の業績は、価格競争、薬価改訂により、高齢化や新薬などの利益を相殺してしまい、売り上げは横ばいで、利益は減益傾向になっている。こうした状況を打開するため、医薬品卸売業では、効率化、増収増益などのため、製薬会社、調剤薬局などを垂直的M&Aにより取得をしている。さらに、垂直的M&Aにとどまらず、大規模な流通ルートを生かすため、日用品業界など、他業種への水平的M&Aも積極的に行われている。
2017年 医薬品卸売業界 M&A動向
現在の医薬品卸売業会は、日本の高齢化が進行するに伴い、政府が掲げる「地域包括ケアシステム」により、介護、調剤薬局などの顧客が増えると予想され、それらのニーズにいかにして答えていくかが重要である。しかし、主要顧客である医療機関では、高齢化に伴う人手不足等や混雑などの問題が起きているため、業界大手のメディバルホールディングスでは、M&Aなどにより傘下に入れた医療機器卸の商品をこれまでは異なるルートで配送していたが、このルートを一本化し、傘下の会社の商品を一括して納品するなどを行い、医療機関の事務負担軽減に勤めている。
2017年 医薬品卸売業界の課題
日本では、大規模な少子高齢化により、政府予算に占める社会保障費の割合が年々増えており、それに伴う診療報酬、調剤報酬の改訂が進められている。このような顧客が増えるが、単価は下がるという状況に、いかにして適合し、いかにして増収増益を図るかが課題となる。
担当からのコメント
日本では、高齢化に伴う医療需要の増加がおきている中で、日本政府は社会保障費を少しでも少なくしようとしていて、医薬品卸業界にとっては、状況は厳しくなっていきます。こうした状況に対応するため、医薬品卸売業では、製薬会社から薬局等までの、垂直的M&Aによる仕入れから販売までの効率化を行なっています。さらに、大規模な流通ルートを活かした他業種へのM&Aを行なっていますので、業界の多様化が見込まれます。こうした業界内での効率化や、他業種への参入を行うことによって、医薬品卸売業界は新たな活路を見出していくことになりそうです。
M&Aのメリット
譲渡企業のメリット
後継者問題を解決でき社会的信用を維持したまま安心してリタイアできる
従業員の雇用維持ができる
個人保証や担保を外すことができる
事業の将来不安の解決ができる
創業者利益が得られる
買収企業のメリット
規模のメリットを享受できる(原価低減、間接コスト低減など)
新規顧客、新たなノウハウ、優秀な人材などの獲得ができる
成長スピードの飛躍的な向上ができる
医薬品卸売業の案件情報
弊社では、医薬品卸売業のM&A情報を多数保有しており、リーズナブルな料金体系で小規模なM&Aから本格的なアドバイスを行っております。
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