トランクルーム業界のM&A・会社売却
トランクルーム会社を売る・・・
2017.10.06更新
「自分のトランクルーム業ではM&Aによる売却は難しいのでは?」
「実際に買い手が現れるのだろうか?」
「トランクルーム会社売却の相場はどれくらいか?」
「売却の手続きはどのようにすれば良いのか?」
「会社をどのような方法で会社を売却することが最適なのか?」
「実際、売却における税金はいくらかかるのか・・・。」
いざ、自分の会社を売却するとなると、多くの疑問があるかと思います。
清算や廃業をお考えになる前に一度弊社にご相談下さい。(相談料無料)
きっとお役に立てるアドバイスができると思います。
2017年 トランクルーム業M&A・売却動向
2017年 トランクルーム業 業界動向
●トランクルーム市場総務省調べによる空き家率の推移によると、この5年間で空き家の件数は63万戸から820万戸に増加し、過去最大の13.5%の空き家率を記録した。
アパートやマンションまた駐車場などの賃貸経営が伸び悩みをみせており、空き家を利用したトランクルームとしての貸し出し運用のM&A活用が注目を集めている。
●進化したトランクルームの現状
イナバクリエイトが提供する「INABA96プレミアム」は、契約者が自宅の延長として使用できる空間を提供するのが目的で、室内にはアロマの香りが漂い、BGMまで完備した、くつろげる第二の自宅がコンセプトのトランクルームを強調。
またライゼの提供する「ライゼホビー」はシャワーなどの水回り設備も整えられたメゾネットタイプのまさにマンションさながらのトランクルームを実現。M&A運用の最たる形態が実証されているケースだ。
●トランクルームの市場規模
日本最大級トランクルーム運営キュラーズの統計によると、屋外・内型共に毎年10%の増加の傾向にあり、2020年オリンピック開催の年には1000億円の事業に拡大するものと予想されている。
トランクルームの市場規模(単位:億円)
平成24年 | 平成25年 | 平成26年 | 平成27年 | 平成28年 | |
屋外型 | 203 | 231 | 269 | 278 | 301 |
屋内型 | 227 | 232 | 254 | 272 | 288 |
合計 | 430 | 463 | 523 | 530 | 589 |
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●トランクルーム事業者数及びレンタル収納スペースの店舗数
全国で364業者の国土交通省の登録業者があり、レンタル収納スペース推進協議会の調べによると関東1066店舗をトップに全国で1897の店舗が加盟登録されている。
●トランクルームとレンタル収納スペース特徴
<トランクルーム>
屋内コンテナを施設内に設置して、利用者の収納物
(家財・美術骨とう品・ピアノなど)を保管する。
・委託契約による室内保管のコンテナスペース。
・事業者が荷物を預かり保管する。
・収納物の補償あり。
・事業者立会いによる出し入れ規定
・利用時間制限あり
<収納レンタルスペース>
ビルインタイプ(1畳ほどの室内をビル内やマンションフロアに設置したスペース)
ユニットタイプ(ユニットハウス、コンテナ建築物として設置したスペース)
・賃貸契約によるスペースの利用
・利用者が区分内の管理をおこなう
・収納物の補償なし
・立ち合いによる出し入れの必要なし
・利用制限時間なし
●トランクルーム事業のノウハウ
トランクルームのM&Aの成功のカギは全国125拠点のフランチャイズが質の高いサービスを提供し続けることが出来るクオリティ管理にある。
気密性機能に優れた西洋コンテナを起用し、顧客の収納物の保管管理の向上と維持の保障を確保し、また盗難対策においてのセキュリティ管理強化も促進している。
参考資料として倉庫業の数値をベースに経営指標を推考することにする。
TKC経営指標上の統計で75件の企業からわりだした比率は、売上平均額が前年比95.5%、と前年比を下回るが人件費や外注加工費は100%を超え、前年比を上回る興味深い統計が示されている。これはM&Aの効果が反映される市場になりつつあることの傾向ともとれる数字である。
2017年 トランクルーム業界の課題
手軽に荷物が預けられるトランクルームの需要が高まる一方で、非倉庫業者の参入による違法コンテナなどを利用した業務展開や違法建築による業務の遂行も横行しているのが現実である。国土交通省は建築基準法を満たした認証建築であることを確認した上で契約を結ぶ呼びかけを消費者にするとともにレンタル収納スペース推進協議会では審査を通過した事業者だけが取得する「RS推奨マーク」を付与することで業種全体の品質向上に努めている。また協議会に加盟していない業者の違法業務を規制するため、M&A活動の一環として自治体との協力によりその摘発にも力を注いでいる。
担当からのコメント
トランクルームといういわゆる倉庫収納事業が出発したのは、実は古くはいにしえの中国にまでさかのぼるのですが、今では当たり前になったアメリカのセルフストーレッジも最初に登場するのは1960年、フロリダのランダーデールストーレッジがコマーシャルストーレッジとしては最初でした。そのアメリカに比べても日本のトランクルームの歴史は非常に浅く、まだまだこれからの将来が期待されるところです。ここで注目したいのは日本ならではのM&A運用による未使用住居や低迷する事業の底上げと新しい事業展開による経済成長への政策が非常に画期的であるところです。M&Aの起用によって、その事業の幅が広がるだけでなく、無駄をなくすいわゆるエコロジーにも好結果をもたらすまさにWin-Winの新事業です。
セキュリティ問題や違法事業者などの取り締まりをふくめ、まだまだ改善されるべき問題も懸念されるところですが、M&A導入により今まで0%と思われていた可能性が100%になることは将来に明るい兆しをもたらすポジティブな要因であることは間違いありません。これからの成長が非常にに楽しみなトランクルーム業界です。
トランクルーム業売却/M&Aにおける当社の仲介実績
■東京 貿易会社を首都圏 商社へ譲渡。会社売却方法は株式譲渡。■東京 ビルメンテナンス会社を東京 不動産管理会社へ譲渡。会社売却方法は株式譲渡。
■神奈川 ギフト雑貨メーカーを東京 不動産業へ譲渡。会社売却方法は株式譲渡。
トランクルーム業 売却成功社長インタビュー
■建設機械販売会社の譲渡成功社長インタビュー■リフォーム会社の譲渡成功社長インタビュー
トランクルーム業関連のM&A/売却ニュース
■第一倉庫、トナミホールディングスの子会社に■クニミネ工業が子会社関東ベントナイト鉱業に事業の一部を事業譲渡および事業譲受
■建機レンタルのニシケンがカナモトと資本業務提携、子会社に
トランクルーム業の売却、買収情報
トランクルーム業の売却情報
■運送会社売却情報 (2017年7月24日) 都内、年商1億円程度、オーナー利益数百万円程度
■ハウスメーカー売却情報 (2016年5月9日) 首都圏、年商9億円程度、利益2500万円程度(今期見込み)
■マンションリフォーム会社売却情報 (2016年2月24日)首都圏、年商3億円
■飲料水(ミネラルウォーター)製造販売会社会社売却情報 (2010年9月6日) 首都圏、業績非公表
■不動産業・不動産管理業売却情報 (2010年6月18日) 東京都内、年間売上高1.2億、税前利益1,500万(H22年5月末)
トランクルーム業の買収情報
■(2017年2月26日) 買収希望業種:運送業、倉庫業、買収予算は応相談、希望地域は首都圏■(2017年2月25日) 買収希望業種:一般貨物運送業 物流業 倉庫業、買収予算は応相談、希望地域は東北 北関東
■(2016年9月4日) 買収希望業種:マンション管理会社、買収予算は応相談、希望地域は関東
■(2016年10月5日) 買収希望業種:レンタルオフィス会社、買収予算は応相談、希望地域は国内主要ビジネス都市
■(2013年4月8日) 買収希望業種:運送業・倉庫業、買収予算は応相談、希望地域は関東
トランクルーム業M&A、譲渡関連ページ
■中小企業M&Aサポートの代表日記 - ギフト雑貨メーカー1/3:事例2:ギフト雑貨メーカーのケース/M&Aのアドバイザーが知る「現場におけるM&Aマナー」■中小企業M&Aサポートの代表日記 - 建設機械販売会社1/6:事例5:「こうして私は会社を売却しました。」中小企業のM&A実例
■中小企業M&Aサポートの代表日記 - 実例が物語る中小企業M&Aの教訓(第1回/全2回)
M&Aのメリット
譲渡企業のメリット
後継者問題を解決でき社会的信用を維持したまま安心してリタイアできる
従業員の雇用維持ができる
個人保証や担保を外すことができる
事業の将来不安の解決ができる
創業者利益が得られる
買収企業のメリット
規模のメリットを享受できる(原価低減、間接コスト低減など)
新規顧客、新たなノウハウ、優秀な人材などの獲得ができる
成長スピードの飛躍的な向上ができる
トランクルーム業の案件情報
弊社では、トランクルーム業のM&A情報を多数保有しており、リーズナブルな料金体系で小規模なM&Aから本格的なアドバイスを行っております。
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