福祉用具レンタル会社のM&A・会社売却

福祉用具レンタル会社を売る・・・

「自分の会社ではM&Aによる売却は難しいのでは?」
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更新日:2019年2月5日

福祉用具レンタルのM&A-会社売却


福祉用具レンタルのM&A・売却の可能性は?

福祉用具レンタルは小規模な事業者が多く存在していることから、M&Aを活用し規模の拡大を希望している企業からの買収ニーズが高いのが特徴です。また、訪問介護や老人ホームなどの他の介護事業所を経営している企業から、利用者へのサービス拡充を目的とした譲受ニーズも多く見られます。

以上の事から福祉用具レンタルの売却の可能性は、総合評価としてSランクとなりました。つまり、福祉用具レンタルの事業は極めて売却成功の可能性が高い業種となっております。

福祉用具レンタルのM&A・売却の可能性、人気度、注目度の弊社データ

 

2018年 福祉用具レンタル会社業界

 福祉用具貸与は利用者の要介護度により、要支援1?2の認定者が対象となる「介護予防福祉用具貸与」と要介護1?5の認定者が対象となる「福祉用具貸与」に大別されている。福祉用具レンタル業界は、高齢者人口の増加を受け、規模の拡大傾向が続いている。

2018年 福祉用具レンタル会社M&A動向

  福祉用具貸与の金額について、これまでは明確な決まりがなく、各業者による金額のばらつきが大きかった。そのため政府は2018年10月より介護保険制度のもと上限を導入する方針を定め、また全国貸与平均金額を当該事務所のレンタル料と合わせ説明する責任を義務化する等、徐々に適正化を図る動きである。

 そのため、現在よりも薄利となるレンタル料利益にて企業運営を行うためには、より資金力を持った事業所が幅広い顧客確保に乗り出す必要があり、今後M&Aによる企業統合の動きはますます広がると考えられる。

各事業所や用具メーカーでは新サービスを付加した商品の提供を勧めているところも多い。奈良県広陵町のアーバン福祉用具では、徘徊時に所在を知らせるGPS機能付き探知機器を開発し、本機器は一部の自治体に介護保険の適用が許可されている。またフランスベッドは自社の徘徊感知器の貸与者を対象とし無料の個人賠償責任保険付帯サービスをスタートさせるなどの動きもある。

 各社独自サービスの提供に当たっては、これまでの用品製造以外のサービス体制構築も求められM&Aの需要が今後増大すると見られる。必要な技術の導入や人員確保、設備の簡便な調達にはM&Aが有用な手段であるからである。

2018年 福祉用具レンタル会社の現在の課題


福祉用具レンタル業界では、国内市場が飽和状態になっていることもあり、一部事業者はアジア圏など、これから高齢化社会への取り組みを行う国々のへの進出も視野に入れている。

 それらの企業への進出には、各地の風土や法令等への理解・情報収集も必要なため、国内でのM&Aのみならず現地法人とのM&A等も視野に入れた事業展開が今後ますます激しくなってゆくと考えられる。

また、用具をより広範なユーザーに販売するなど、従来の福祉用具ルートから商圏を広げた方向への進出を行う企業も出てきている。

 介護施設を運営するロングライフホールディングスでは、従来は要介護認定者への利用がほとんどであった電動車椅子について、より幅広いユーザーを想定した軽量化・安価モデルの製造に取り組む。販路も福祉用具ルートではなく、量販店・ホームセンター等での販売を想定しており、より広範な事業展開による生き残りを検討している。
 

担当からのコメント

高齢化社会が進む中、市場が飽和した介護用品業界も、企業淘汰の波が押し寄せている。国内の従来貸与販売だけでは経営が難しくなった各社は海外進出に取り組む、従来の業界枠を超えた新商品の製造販売等、生き残りをかけてさまざまな取り組みを行い、生き残りをかけてしのぎを削る。

人材・技術確保や後継者問題の解決に不安を抱える小規模事業者の中で、M&Aは今後ますます活性化するであろう。

 また国内事業が飽和した中、今後高齢化社会対策が重要視されている中国、台湾等アジア諸国は、大手企業にとって注目市場である。これら企業の海外進出に伴い、現地法人との提携やM&Aによる事業拡大は、今後ますます多くなると予想される。

M&Aのメリット

譲渡企業のメリット

後継者問題を解決でき社会的信用を維持したまま安心してリタイアできる
従業員の雇用維持ができる
個人保証や担保を外すことができる
事業の将来不安の解決ができる
創業者利益が得られる

 

買収企業のメリット

規模のメリットを享受できる(原価低減、間接コスト低減など)
新規顧客、新たなノウハウ、優秀な人材などの獲得ができる
成長スピードの飛躍的な向上ができる

 

福祉用具レンタル会社の案件情報

福祉用具レンタル会社の売却情報  福祉用具レンタル会社の買収情報

弊社では、福祉用具レンタル会社のM&A情報を多数保有しており、リーズナブルな料金体系で小規模なM&Aから本格的なアドバイスを行っております。

非掲載の売却情報・買収情報も多数ございますので、下記「無料相談お問い合わせ先」までお問い合わせ下さい。

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過去の福祉用具レンタルのM&A動向

2013年 福祉用具レンタル会社業界

平成12年4月の介護保険制度で要介護者の1割負担で福祉用具レンタルができるようになったことから福祉用具レンタルは在宅介護向けの供給数が急速に増加している。

主な福祉用具レンタル商品としては、医療・介護用ベッド、車いす、歩行器、床ずれ防止用具、手すり、スロープなどが挙げられ、福祉用具レンタル会社、福祉用具レンタル卸売会社を通じてレンタルすることができる。

日本福祉用具・生活支援用具協会によれば、福祉用具の市場規模は2009年で1兆1,184億円であり、福祉用具全体の市場規模は、踊り場から微減の状態になりつつある。しかしながら、家庭用治療器やパーソナルケア関連商品は大きく伸ばしており、全体としての市場規模は微減でありながら、特定の分野は大きく伸ばしていることが見て分かる。
特定の分野が成長している背景には福祉用具レンタルが成長していることが考えられ、今後も福祉用具全体の市場規模はあまり期待出来ないが、福祉用具レンタルによる特定の領域における伸びは期待が出来ると考えられる。

福祉用具の市場規模動向

 

2013年 福祉用具レンタル会社業界動向

・高齢化による福祉用具レンタルの成長は期待され、福祉用具レンタル業に対するM&Aにより異業種による新規参入が相次いでいる。また、競争が激化する中で、低価格路線を打ち出す企業と高級化する企業との二極化が見られる。

・高齢者用のシルバーカー、電動いすが増加している。高齢者が増加する中で、シルバーカーの総数が乳母車の総数を上回った。平成19年の乳母車総数は36万台であるのに対し、シルバーカーの総数は39万台となっている。このような事態に伴い、高齢者の電動いす、シルバーカーによる交通事故の増加が問題となっている。

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