学習塾のM&A・会社売却
学習塾を売る・・・
2016.01.31更新
「自社の学習塾ではM&Aによる売却は難しいのでは?」
「実際に買い手が現れるのだろうか?」
「学習塾の会社売却の相場はどれくらいか?」
「売却の手続きはどのようにすれば良いのか?」
「会社をどのような方法で会社を売却することが最適なのか?」
「実際、売却における税金はいくらかかるのか・・・。」
いざ、自分の会社を売却するとなると、多くの疑問があるかと思います。
清算や廃業をお考えになる前に一度弊社にご相談下さい。(相談料無料)
きっとお役に立てるアドバイスができると思います。
学習塾のM&A・売却の可能性は?
学習塾は、同業種、異業種に限らず比較的M&Aニーズが高い業種です。中小規模な学習塾や進学塾の場合、難関校への合格実績が豊富であることや、特定の科目に特化している、プロ講師を多く抱えているなどというような競合他社との強みや差別化が求められているように思います。
2016年 学習塾のM&A動向
平成26年度の学習塾の市場規模は、4,102億3,000万円と前年対比で1.5%減少している(経済産業省より)。
学習塾業界は苦戦が続いている。少子化による受講生が減少し、市場が伸び悩んでいる状況続いている。学習塾や予備校の売却/M&Aは今後も増加する見通し、再編は続くとみられる。
具体的には、学習塾をM&Aにより売却/買収することで、幼児から、小、中学生、高校生、予備校生と生徒を一貫して企業グループで囲い込む手法が奏功している。大手から中小企業の学習塾や.予備校にまで見られる傾向である。
2016年 学習塾の経営動向
●個別指導塾が主流に
学習塾は集団授業を行うスタイルが主流であったが、近年は個別指導あ主流になってきている。背景としては、通信教育システムやITの充実があげられる。生徒の年齢層やレベルに合わせた講義が可能になっている。
●タブレットで異なる学習塾の生徒同士で点数競争
タグレット教材を活用して、リアルタイムで制限時間内に異なる学習塾に通う生徒同士が点数を競い合う仕組みも出てきた。教育ソフトウエアのフレンズは平成27年7月現在、既に200教室にこのシステムを導入している。
2016年 学習塾の大手のM&A動向
●個別指導塾SCホールディングスは首都圏に店舗を拡大
学習塾SCホールディングス福岡市、大阪市で個別指導塾を展開しているが、平成29年度までに首都圏で250校の店舗を出店する予定だ。主要大学の近くで現役の大学生を講師として募集し、大学と教室をバスで送迎、勤務後は自宅まで送るといった手厚い福利厚生で人で不足の塾講師人材を確保している。
●公文教育研究会が中高生向けTOEFLを開始
公文教育研究会は子会社のグローバル・コミュニケーション&テストを通じて平成27年11月にTOEFLジュニアを全国で一斉にスタートする。対象は中高生。
この背景として、平成32年度に大学入試センター試験に代わる新テストが開始されるが、英語では「読む・書く」と、「話す・聞く」の4技能が重視される。各大学では、TOEFLなどの英語検定試験のスコアを入試に活用する動きが出てきている。
●個別指導塾のやる気スイッチは幼児向け、市進ホールディングスは中高齢者向けサービスを開始
学習塾が幼児や中高齢者向けサービスを拡充している。
個別指導塾のやる気スイッチは、学童保育施設をフランチャイズで平成27年2月時点で約50店舗中であるが、これを今後7年間で500カ所に増やす方向だ。
一方、市進ホールディングスはデイサービス運営を強化しており、平成27年1月に1施設であったが、平成30年には6施設まで増やす計画がある。
2016年 学習塾を数字で見る/業界データ
●学習塾売上高特定サービス産業動態統計調査によれば、学習塾の平成26年度の年間売上高は4,102億3,000万円であり、前年対比1.2%増加した。
項目 |
平成24年度 |
平成25年度 |
平成26年度 |
前年度比 |
売上高合計 |
405,960 |
404,061 |
410,230 |
1.5 |
受講料収入 |
376,826 |
374,274 |
379,837 |
1.5 |
教材料売上高 |
29,134 |
29,788 |
30,393 |
2.0 |
(注)調査対象は特定のサービス業に属する事業を営む企業(または事業所)のうち当該業種の全国(または特定の地域)の年間売上高のおおむね7割程度をカバーする売上高上位の企業
(出所)特定サービス産業動態統計調査より
●学習塾の事業所数、従業員数
特定サービス産業動態統計調査にとれば、平成26年度の学習塾の事業者数は10,090人で、事業者数は24,500人、講師数は84,256人であり、いずれも増加傾向にある。
学習塾の事業者数、従業者数(単位:人)
項目 |
平成24年度 |
平成25年度 |
平成26年度 |
事業者数 |
9,245 |
9,4147 |
10,090 |
従業者数 |
18,597 |
18,928 |
24,500 |
正社員 |
5,645 |
5,510 |
7,271 |
パート他 |
12,952 |
13,419 |
17,229 |
講師数 |
79,113, |
80,103 |
84,256 |
専任講師 |
14,836 |
14,259 |
14,818 |
非常勤講師 |
64,277 |
65,844 |
69,523 |
(出所)特定サービス産業動態統計調査より
●学習塾の受講生数の推移
学習塾の受講生のが減少している。平成26年度は前年対比で0.6%増加したものの、2年前の平成24年度には及ばない状況である。
項目 |
平成24年度 |
平成25年度 |
平成26年度 |
受講生数 |
12,055,404 |
11,943,543 |
12,019,362 |
(注)平成24年1月より、一部調査対象の追加などを行ったため、数値に不連続が生じている。
(出所)特定サービス産業動態統計調査より
2016年 学習塾のM&Aの展望
少子化による生徒減少、IT化により異業種からのM&Aで新規参入、塾講師人材不足という状況で学習塾では今後も再編が続くとみられる。大手のみならず、中小の学習塾でも後継者不足問題、収益低下による事業の将来不安による学習塾売却が増加する見通しである。
担当からのコメント
学習塾業界は、少子化のあおり等で再編が続いております。それは、大手企業といえども例外ではありません。しかし、一方で親が子供にかける教育費用は上昇傾向にあり、実力のある学習塾のニーズは高まっていると言えます。
M&Aを利用し、規模の拡大を目指す会社や、異業種から参入したいと考える会社も増えておりますので、学習塾の売却をお考えの場合は、今がまさに好機と言えるのではないでしょうか。
弊社は学習塾売却の実績が多数ございますので、ぜひお早めにご相談いただければと思います。
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学習塾の売却、買収情報
学習塾のM&A売却情報関連
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■会社売却No.1463101学習塾・進学塾、売却方法は株式譲渡。
■会社売却情報No.1127601学習塾・人材派遣業・人材紹介業、売却方法は株式譲渡。
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■会社売却情報No.1006101日本語学校、売却方法は事業譲渡・株式譲渡。
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■情報No.1020901英会話教室、売却方法は株式譲渡。
学習塾のM&A買収情報関連
■情報No.1414001 M&A希望業種は学習塾、希望地域は首都圏。
■情報No.1310921 M&A希望業種は学習塾、希望地域は首都圏。
■情報No.1281911 M&A希望業種は学習塾、希望地域は都内。
■情報No.1146211 M&A希望業種は学習塾、希望地域は首都圏。
■情報No.0901411 M&A希望業種は英会話教室、希望地域は東京都。
■情報No.1273411 M&A希望業種は日本語学校、希望地域は全国。
■情報No.1157911 M&A希望業種は学校法人幼稚園、希望地域は全国。
■情報No.1148911 M&A希望業種は日本語学校、希望地域は関東。
■情報No.1146411 M&A希望業種は学校法人、希望地域は全国。
■情報No.1138411 M&A希望業種は日本語学校、希望地域は東京23区内。
■情報No.1137811 M&A希望業種は学校法人、希望地域は関東。
■情報No.0900710 M&A希望業種は学校法人、希望地域は関東。
■情報No.1521381 M&A希望業種はプリスクール、希望地域は都内。
■情報No.1005911 M&A希望業種は英会話スクール、希望地域は都内。
■情報No.1521241 M&A希望業種は幼稚園、希望地域は首都圏。
■情報No.1518141 M&A希望業種は認可保育園・認証保育園、希望地域は東京23区内。
■情報No.1417031 M&A希望業種は認可保育園、希望地域は全国。
■情報No.1415571 M&A希望業種は保育園、希望地域は首都圏。
■情報No.1414011 M&A希望業種は保育園、希望地域は首都圏。
学習塾の関連業界ページ
■英会話学校のM&A
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■幼稚園のM&A
■保育園のM&A
■予備校のM&A
■料理学校のM&A
■ダンス教室のM&A
■ヨガ教室のM&A
■自動車学校のM&A
学習塾のM&Aのメリット
学習塾のM&Aのメリットを譲渡企業、買収企業には以下のようなものが挙げられます。
譲渡企業のメリット
後継者問題を解決でき社会的信用を維持したまま安心してリタイアできる
従業員の雇用維持ができる
個人保証や担保を外すことができる
事業の将来不安の解決ができる
創業者利益が得られる
買収企業のメリット
規模のメリットを享受できる(原価低減、間接コスト低減など)
新規顧客、新たなノウハウ、優秀な人材などの獲得ができる
成長スピードの飛躍的な向上ができる
学習塾業界の案件情報
弊社では、学習塾のM&A情報を多数保有しており、リーズナブルな料金体系で小規模なM&Aから本格的なアドバイスを行っております。
非掲載の売却情報・買収情報も多数ございますので、下記「無料相談お問い合わせ先」までお問い合わせ下さい。
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過去の学習塾の動向
2011年 学習塾
学習塾は、指導体制により様々な形態がある。生徒のレベル別・年齢別や、大人数対応、個別指導、通信教育等があり、中でも最近は個別指導学習塾に人気が集まる傾向がある。
学習塾の生徒の募集方法には、インターネットやチラシ等様々な方法があるが、特に効果的だといわれているのは、現在通っている生徒やその保護者、過去に通った生徒やその保護者による口コミである。
2011年 学習塾の動向
■ 経済産業省の調べによると、学習塾の平成20年度の売上高は、3,674億2,300万円で前年対比2.1%増だったが、増加率は鈍化する傾向にある。また、学習塾の生徒数は1.0%増であった。また、学習塾の従業者数は2.7%増、講師数は0.5%減少となった。
■ 学習塾業界では、授業料を値下げする動きが出ている。少子化が進み、受講者の獲得競争が激しくなっているほか、景気後退により教育費を圧縮する家庭が増えているためである。
■ 受講者を確保できずに経営状況が悪化する学習塾が増えている中、個別指導学習塾の人気が高まっている。ゆとり教育からの転換で学習量が急増し、学校の授業に追いつけない生徒が増える傾向にあり、学習塾に対しきめ細かい対応を求めるためとみられる。
■ 学習塾業界では、小学生を対象にした理科の実験教室や、体験型の学習講座に人気が集まっている。学校で 理科の実験時間が減少している事や、体験を通して知的好奇心を高めるニーズがあること、入試問題で知識ではなく思考力を試す問題が増えている事から、学習 塾の受講者が増える傾向にある。