ま行
MBO(Management Buy Out)の意。MBOとは、それまで子会社や事業部門のマネジメントに従事してきた経営者が、その子会社や事業部門を親会社などから買収することをいう。
企業が倒産した場合など、残余財産に対する高い優先順位が保証される金融機関の融資や社債などと、優先順位の低い普通株式との中間の位置にあるファイナンスの形態。具体的には優先株式や劣後社債など。
持株会社(ホールディングカンパニー)とは、他の株式会社の株式を保有し、支配することを目的とする会社のこと。持株会社には、専ら株式所有にとって他社の事業を支配することを目的とする純粋持株会社と、それ以外にも独自の事業を行っている事業持株会社とがあるが、通常、単に「持株会社」というときは前者を指すことが多い。
持分プーリング法とは、企業結合が「持分の結合」とみなされる場合の会計処理法。持分の結合とは、いずれの企業・事業の株主(または持分保有者)も他の企業・事業を支配したとは認められず、結合後企業のリスクや便益を引き続き相互に共有することを達成するため、それぞれの事業のすべてまたは事実上のすべてを統合してひとつの報告単位となることをいう。この場合、すべての結合当事企業の資産・負債は簿価で引き継がれる。
モンテカルロ・シミュレーション(Monte Carlo Simulation)とは、投資評価や企業の業績予想などを行う場合に、乱数を用いたシミュレーションを何度も繰り返し行ってデータを集積し、その結果に基づいて近似解を求める計算手法を指す。