英会話スクール1/7:事例1:事業部売却!M&Aによる企業再生の道
●本業の柱であった事業部門を売却しこれから伸びる事業部門の経営資源にあてた事例:英会話スクールのケース
〜マンション投資事業に注力するため、本業の英会話スクールを売却〜
「事業の選択と集中」、つまり複数の事業を行っている場合に事業を取捨選択し、資本を集約するには、M&Aによる会社・事業の譲渡が効果的です。経営資源を有効利用させ、選択した事業の発展の礎にすることが出来ます。
時代の移り変わりを見据え、本業の事業をM&Aにより売却し、伸びると見込んだ事業に資本を集中させた実例として、ご参考にして頂ければと思います。
図1.M&Aの概要
売り手A社の本業売却理由
A社は、都内にある英会話スクール運営および不動産管理業を行っている会社です。A社長は海外生活が長く、日本に帰国後も外資系の会社に勤めていた経歴を持つ、英語に堪能な方です。A社の英会話スクールは都内で2店舗あり、以下のような特長を持つ英会話スクールです。
【A社英会話スクールの特長】
●年商は2店舗で2億円超。
●ネイティブで、しかも教員資格等を有する教育知識の豊富な講師のみ雇用している。
●業歴が長く、教室内もアンティーク調にまとめられており、歴史を感じさせる。
●人気講師が在籍しており、その講師のレッスンを受けている生徒は、受講年数も長い傾向にある。
●口コミで生徒が集まっており、広告費が他社と比べて安く抑えられている。
●生徒は社会人の女性が多い。
(第1回終/全7回)
事業部売却!M&Aによる企業再生の道/事例1:英会話スクールのケース(第2回)
事業部売却!M&Aによる企業再生の道/事例1:英会話スクールのケース(第3回)
事業部売却!M&Aによる企業再生の道/事例1:英会話スクールのケース(第4回)
事業部売却!M&Aによる企業再生の道/事例1:英会話スクールのケース(第5回)
事業部売却!M&Aによる企業再生の道/事例1:英会話スクールのケース(第6回)
事業部売却!M&Aによる企業再生の道/事例1:英会話スクールのケース(第7回)