建設機械販売会社4/6:事例5:「こうして私は会社を売却しました。」中小企業のM&A実例
「2代目社長の早期会社譲渡の決断でハッピーリタイア」
スキーム構築と調印式・クロージング
そこで弊社は、保険積立金の名義変更等を利用する等して、B社のキャッシュの移動が比較的少なくて済み、かつA社長の希望する条件に近い形でのスキームを構築し、B社長にご説明しました。A社長は財務資料や事業に関する資料を詳細にしっかり揃えており、B社長がA社について早い段階から把握することが出来た為、B社から財務数値や事業について追加資料を求められることはほとんどなく、スキーム構築後は非常にスムーズに話が進みました。
基本合意調印日には、B社長主催でA、B両社と弊社で昼食会を開く等、長く経営してきたA社長の会社を譲受させてもらう側なのだからと、若いB社長がA社長に対し細やかに気遣われていました。デューデリジェンス、本契約も非常にスムーズに行われ、本契約では両社長が笑顔で握手していたのが印象的でした。
(第4回終/全6回)
中小企業のM&A実例/事例5:建設機械販売会社のケース(第1回)
中小企業のM&A実例/事例5:建設機械販売会社のケース(第2回)
中小企業のM&A実例/事例5:建設機械販売会社のケース(第3回)
中小企業のM&A実例/事例5:建設機械販売会社のケース(第5回)
中小企業のM&A実例/事例5:建設機械販売会社のケース(第6回)