建設機械販売会社3/6:事例5:「こうして私は会社を売却しました。」中小企業のM&A実例
「2代目社長の早期会社譲渡の決断でハッピーリタイア」
トップ面談及び工場見学
譲受候補先を絞り、数社にA社譲受のご提案をしましたが、なかなか譲受希望会社が現れませんでした。そんな中、B社が譲受を希望しました。B社はビル空調設備会社です。B社長は、M&Aを活用して会社を伸ばしてきた新進気鋭の若い社長で、身内が建設・土木産業を経営している関係で、建設機械産業への新規参入を強く希望していました。また、業暦の浅いB社にとって、A社の半世紀にわたる業暦の長さも魅力がありました。
早速両社のトップ面談及び工場見学を行いました。面談では両社の事業紹介が行われ、お互いの人柄を知る場になりました。工場見学では、整理整頓の行き届いたしっかりした設備や、熟練した作業員の様子にB社長は安心した様子でした。
面談・工場見学の後B社から連絡があり、ぜひ前向きに検討したいが、条件の多少の調整をしたいとのことでした。
(第3回終/全6回)
中小企業のM&A実例/事例5:建設機械販売会社のケース(第1回)
中小企業のM&A実例/事例5:建設機械販売会社のケース(第2回)
中小企業のM&A実例/事例5:建設機械販売会社のケース(第4回)
中小企業のM&A実例/事例5:建設機械販売会社のケース(第5回)
中小企業のM&A実例/事例5:建設機械販売会社のケース(第6回)