英会話スクール2/7:事例4:「こうして私は会社を売却しました。」中小企業のM&A実例
「会社譲渡決断から僅か3ヶ月でスピード譲渡」
A社の英会話スクールは次のような特長があります。
・100%教員免許をもつネイティブ講師のみが教える本格的な英会話教室
・ネイティブ講師は英国で現役教師をリクルートする
・社長も英語教員資格を持っており、現時点でもクラスを受け持っている現役教師
・受講者は幼児から大人まで幅広く、受講者数も安定している。
譲渡準備段階では、先ず財務資料などM&Aを進めていく必要書類一式をご提出いただき企業価値算定を行い8,000万円という結果を報告しました。A社長は算定結果にはご理解頂けたものの、どうしてももう少し高く譲渡したいとのことだったので、譲渡金額に幅を持って頂くことを条件に、譲渡希望金額でアプローチを開始しました。
M&Aでは秘密保持が最も重要な為、先ずは企業名の入っていない概要書(以下、ノンネーム資料)を作成し、候補先20社〜30社をリストアップし、各社に持ち込んで打ち合わせを行いました。
その後、A社長と最終アプローチ方法を話し合った結果、譲受希望会社を好条件の上位3社に絞り込んで面談を実施し、最も良い条件を提示した会社へ譲渡する方法を採用することにしました。
(第2回終/全7回)
中小企業のM&A実例/事例4:英会話スクールのケース(第1回)
中小企業のM&A実例/事例4:英会話スクールのケース(第3回)
中小企業のM&A実例/事例4:英会話スクールのケース(第4回)
中小企業のM&A実例/事例4:英会話スクールのケース(第5回)
中小企業のM&A実例/事例4:英会話スクールのケース(第6回)
中小企業のM&A実例/事例4:英会話スクールのケース(第7回)