M&Aは経営そのもの
M&Aは経営そのものだと私は考えています。
M&Aには財務知識や法律知識が必要となりますが、そういったスキルだけでは十分とは言えません。
それは、経営力が必要となります。経営力とは経営資源、つまり「ヒト・モノ・カネ」を有効に活用して顧客や従業員などに様々な利益をもたらす能力と私は考えています。
中小企業経営の現場の実態は、それは熾烈な現場です。
私は、長年にわたり従業員500人規模の企業を創業・経営してきた者として、中小企業の経営者の苦労が身に染みて分かります。
オーナー社長にとって会社経営は人生そのものであり、そして経営人生は真っ白なキャンバスに絵を描くようなものです。
多くのM&Aは勿論のことですが、ビジネスプラン、人材マネジメント、資金調達、顧客や取引先の維持・拡大から始まり、時には訴訟問題や競売案件までありとあらゆる場面を経営者として経験、遭遇してきました。
そういった立場から、私は、かつての自分と同じご苦労をされている経営に対して、経営戦略のひとつのツールとしてM&Aをご提案しております。
どういった局面でM&Aを活用するのか?どのような目的でM&Aを行うのか?M&A後はどういったプランがあるのか?
M&Aの目的によってやることは大きく違います。会社や事業の売買のみを目的とするのではなく、経営者が抱えている問題を一緒になって考えるビジネス展開が重要だと思います。
そういう意味で、M&Aは金融という一面ではなく、経営そのものであり、「ヒト・モノ・カネ」全てが経営現場で息づいているものでしょう。
M&Aのさなかにも経営者はやるべきこと、考えることが沢山あります。「ヒト・モノ・カネ・情報」の全てを同時に考え、実行しなければなりません。
特にポジティブなM&Aの場合は社内の人材を活用し、前向きに業務遂行できますが、必ずしもポジティブとは言えないM&Aを実行する局面もあろうかと思います。
そんな時は、弊社を外部スタッフとして経営課題の相談や水面下での行動・実行などにご活用いただけます。