売却をお考えの方の相談の流れ
お問い合わせを頂いてから、譲渡先の選定→交渉→成約に至るまでの流れをご説明いたします。お問い合わせ頂いてから譲渡完了までの期間は、通常3か月〜6か月程度となります。場合によっては1年以上かかるケースもございます。
会社・事業の売却準備
お電話またはメール・FAXでご連絡ください。まずは簡単にお電話でご事情をお聞きした上で、お会いして直接ご相談させていただきます。面談では、M&Aの流れをご説明し、貴社の事業概要、売却希望条件などをお聞きいたします。
当社のサービス内容をご理解頂いた後、当社とM&A秘密保持契約を締結した後、M&A仲介契約(アドバイザリー契約)を締結して頂きます。
M&Aを進めるため、必要書類の提出をして頂きます(財務資料、人事資料、契約関連資料など)。
当社から買い手候補企業へアプローチを行います。この段階では、売り手企業の会社名や会社名が特定される可能性のある情報は一切開示せず、会社名の入っていない「企業概要書」のみを買い手候補企業に開示します。
買い手企業が買収に興味を持った段階で貴社の了解を頂き、買い手企業と当社の間で秘密保持契約を締結し詳細な企業情報を開示いたします。
買い手企業と交渉
当社がお立会いさせて頂き、両者のトップ同士の顔合わせをして頂きます。ここでは交渉というよりはむしろ、お互いの人となりを感じ取れる場というようにお考えください。
当社が両者の間に立って、条件の調整を行っていきます。
これまで話し合ってきた内容(譲渡金額、最終合意契約期日、その他の条件など)に関する基本的な合意のもとに基本合意書の締結をして頂きます。
M&A契約書の締結と引渡し
お客様からご提出頂いた書類等を買い手候補企業がチェック致します(主に株式の譲渡を伴う場合)。
M&A契約書、M&A実務の準備を致します(法務手続書類作成など両者と調整を行いながら実施)。
M&A契約書を締結し、株券や鍵の引渡しを行います。
業務上必要な引継ぎを買い手企業と行います。
M&Aの完了
デューデリジェンス(買収監査)とは
基本合意書の締結後に、買い手企業側によるデューデリジェンス(買収監査)が行われます。目的は一般的に「買収価格等の最終的な方向付け」、「買収後の経営戦略の方向付け」などがあります。ここで基本合意する前に開示していなかった重要なマイナス要素が出てしまうと、最終合意に悪影響が出てくることもあります。
デューデリジェンス(買収監査)の種類 | |
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種類 | 内容 |
事業デューデリジェンス | 収益状況などを調査し、買収後に安定経営ができるかどうかを確認すること。 |
財務デューデリジェンス | 財務状況や資産繰り、簿外債務等の有無等を調査すること。 |
法務デューデリジェンス | 重要な契約の内容、重要な資産についての法的瑕疵、係争事件の有無等を調査すること。 |